文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)

厚い600ページ越えの文庫本。ハリポタ並みか、いや賢者の石よりも厚いか。
ジャンルはオカルト・ミステリーな感じ。
なんだろう、本筋の事件部分よりも序盤や推理部分で用いられた雑学部分が読んでいて楽しかった。脳と意識の関係や古事神話などのウブメについて、などが特に好き。
オチもオカルトでの定番(と偏見ながらも思っている)な禁じられた性、みたいな話で、ああオカルトだなぁと。
ただ、映画版が面白そうとはどう見ても考えられない。
コレを二時間にまとめられるかァ!
次巻も読もうかとも考えたが、1000ページ弱とハリポタ並みの増幅率だったため、また今度。