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嫌われ松子の一生をみた。
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やはり中島哲也はイイ。下妻物語は素晴らしかったが、これもなかなかのもの。
内容は、川尻松子の最悪な人生を昭和の背景に合わせてハイライトで見ていく、というシナリオ。単純に書くと、コレ。
悲しすぎる悲劇を、笑えちゃうくらいポップな色と演出で描かれた映画だけど、悲惨すぎて笑えない。というか最後には…予想外な展開。個人的に。
中谷美紀が凄い。電車男のエルメスからは考えられないほどに、なんでもやっちゃう。エロからエロから殺しまで。これぞ女優か。だからPG-12なのか。
また、下妻物語で見たことのあるようなキャストも多々登場。全身ジャスコ品の八百屋のお兄さんとか、土屋アンナとか。年少時代の松子を演じてる人は、下妻での若き日の桃子役の子と同じ、だよね。たぶん。豪華すぎるキャスト表。囚人ブライドって…キルビルですか。
下妻ほど誰にでも勧められる作品では無いけれども、好きな人は好きだろうなぁと言ったクセのある映画でした。面白い。