デスノートを見た。
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のっけの連続殺害シーンから、あぁ懐かしき金子修介監督だと感じるものの、その後はそんなこと考える暇も無くどっぷり映画にハマってた。これは面白いな。
漫画版は丁寧にノートのルールや夜神月の心理の説明をしていたから、それと比べるとどうも映画は説明不足感を感じるが、違った見方をすればテンポが良い、とも見れる。というか原作既読者には映画の物凄いスピードが心地よくて仕方ない。
また、映画オリジナルキャラが蛇足じゃないのも良い。ちゃんとそれなりの立ち位置を持っており、かつ他の邪魔にもならず、後半の映画オリジナルのストーリーに美しく絡んでくる。原作とは違うストーリーは原作よりもドラマチックかつ分かり易くて、漫画とは違う面白さ。
そして、キャラが原作のイメージを損なってないのが有り難い。夜神月(藤原竜也)とL/竜崎(松山ケンイチ)は本当にカッコイイ。
だが、夜神総一郎はいただけない。あんなに情深く堅物なオッサンだったっけ?南空ナオミは、ストーリーがアレだから仕方ないか。あとミサミサ、出場時間は十分未満ほど。
と、かなり楽しめた。というか見た後に興奮が残る映画も久しぶり。キルビル以来かな。エンディングにレッドホットチリペッパーズの曲がかかるのもその要因の一つ。最初のワーナーブラザーズのロゴが映り、最後にレッチリがかかるのが大作っぽさというか映画の凄さを物語ってる気がして、いいね。
で、後半の前売り券買っちゃった。11月だって。その時期なんて勉強が…。


ここから日記。
劇場が混んでたのもあるが、珍しく開始時間のかなり前からソールドアウトになっており、景気の良い赤文字が見れた。
また劇場内は男1:女4の割合。もっと偏ってたかも。女性多っ。一緒に見ていた左隣を除けば、全方位女性で囲まれてた。
最後、見終わってすぐ、後ろから「原作には詩織なんてキャラ出てこないんだってー。あのシーンはこうでね・・・」なんて言ってる解説者がいて、女性にもこんな人いるんだなぁ、と感心した。