交響詩篇エウレカセブンを最後まで見た。
全五十話という長尺な物語だったが、内容は可もなく不可もなくといったとこかなぁ。悪くは無いけど、五十話みる時間あれば他のが色々と見れるしね。映画なら尚更。
とはいえ、最終巻はなかなか良かった。第四十八話「バレエ・メカニック」が内容的にはフェイバリットかな。アネモネが一人語りしていくのが、非常に好みだった。んだけど、アレ相手側にも聞こえてたのねー。主人公陣二人が慰めて少し萎えた。上から落っこちて来た野郎は、まあ想像付いてましたし。あと四十九話と最終話は作画が大爆発。四十八話で少し手を抜いてるな、と思ってたら次から劇場版並に動いてて大満足です。戦闘シーンはコマが少ない感じもしたけど、気のせいかな。
それに、音楽が最高。だって最終話電気グルーヴだよ、もう。虹がかかった日にゃ、血は沸き肉は踊る、って感じでハイテンションのままエンディングを迎えれてイイ。エウレカスキーな人がサントラを借りてくれたお陰で、少し拝借して自分のにもインポートさせて貰ったけど、テクノ曲がイイです。ただテクノ系は全曲外注だったのか。音楽担当の人が作ってるのかと思ってたけど、KAGAMIだったり石野卓球だったり。戦闘で盛り上がるシーンで度々使われてた曲がKAGAMIのTiger Trackだと分かったんだが、そんな外部の人の曲を何度も使って良いんだ。まあスーパーカーのStory Writterも何度も使われてたけど。音楽担当の人のプライドがそれほど高くなかったのか、または他の層の人もコレに取り込もうとしたのかな。
なんであれ、適材適所だったわけで、文句ないです。
最終話というかオチがアレだったのは賛否両論みたいだけど、まあいいんじゃない?


ただ本当に個人的としては、あんまりロボットが格好良くないなぁと。元ネタのエヴァの方が何倍も、新しめのだとキングゲイナーの方がよっぽど、見惚れるほど格好良かったかな。