ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)

少し前に読んだ。借りて読んだ。
買おう、とも思ってはいたんだけども、Amazonでの予約キャンペーンを逃すと一気に買う気が失せた。特製ブックカバー貰えないしなぁ、と買い控えをし中古待ちかな、と思ってたものの値段は下がる気配なし。前作が千円台中盤になってるところから、今作も二年経てば、もしくは次回作が出れば下がるのかも。待ってられない。でもなんか損してそうで買わない。
このどうしようもない状態に陥ってしまった故、レンタル(ボロウだけど)するのは当然。
で、内容。とてもとても面白い。尼レビウを読んでたせいで死んでしまう主要キャラが分かってしまったのはミスだったが、そんなことは該当するシーンに来るまで忘れていた。そのくらい夢中夢中。ムチュムチュ。
基本的に、かどうかは経験不足で断言できないが個人的に、洋書は読みずらい感がある。それが良い、と言う人もいたがそれが苦手だと読みずらい。日本語とは文章の内容が頭に入ってくる順番が違うというか。表現がどうもピッタリ来ないというか。なんだか違和感を感じてしまうわけです。ポビーとディンガンシャカラビッツの曲ではなく)という小説も読んだが、ラストの感動のシーンがどうも来なかったり。JDサリンジャーライ麦畑でつかまえて、なんてその極みでは?と思える。あれはアレで良いと思うけど。読めない。殺人の追憶ってのは読みやすかったな。超翻訳とか書いてあったのも納得。
閑話休題。まあそれらに比べハリポタは比べ物にならないほどすらすら読める、と。ストーリーは巻を進めるごとに段々ダークになってきてもう子供用なんて言えなくなってきてるけど、面白いものは面白い。
そうそう洋書なのにギャグというかシャレで笑えるのも有りがたい。流石翻訳発売までに(嫌味じゃなく)コトコトじっくり一年かけてるだけあるな、と。HOOT!なんて本、アメリカンジョークを直訳してたもんだからギャグが入っても意味不。本の帯には「笑って、心温まる話」って嘘つけェ、と。あれは詐欺だった。
で、なんだったっけ。
次回作であり最終巻が楽しみです、と。