帰省中の友人と待ち合わせ。待ち合わせ場所を間違い、糞熱い日中炎天下を歩く。早くも汗が汗が。
某スーパーにて相手と会う。店内で少々だべる。駐車場で少々だべる。だべる。


ふと隣にある自転車を見ると、見覚えのある名前が。


スーパーに再入場。
買い物袋に詰めている最中の目標を発見。
買っていたモノは、500mmカフェオレ三本にモナ王にロッテ爽バニラだ。
心はボンド。さながらに指で銃を作り、足音を消して背後に回る。雑誌棚を背に目標の確認だ。
「奴か」「恐らくは」「足長くないか」「胴も長くないか」「てかデカくないか」


目標に見つかってしまった。予想以上に巨大化した目標を前に思わずたじろいでしまう。
近くのバーで取り調べを行おう。


時は二時。夕暮れにはまだ早い。
ガストに来た。
色々な調合のカクテルを試すうち、タバスコ、というニトログリセリンに相当する爆弾を発見する我々。
試しに調合に組みこんでみる。
「カルピス+タバスコ」
うーむ、これは。クールとホットという背反する要素が不思議な飲感を醸し出している。新しいぞ。おおっ、なんだこの後味は、いや、コレは、来るぞぉォォ!




吐いた。口からドス黒い液体が大量に流れる。ヒトではないのではと錯覚するほど。喉が焦げていれのではないかと錯覚するほど。


その後、今度は普通に飲み腹を液体だけで満たしたのち、店を出た。
時は四時。夕日は近い。


本屋へ行き冷やかすだけで終わり退出し疲れておりだべりだべりだべり家路につく。


有意義な一日であった。