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読んだ事を忘れてた一冊から。
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/07/29
- メディア: 単行本
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にしても。中身が空な人の話だからと言って、話の中身まで空にする必要は無いと思う。
「ひとつ、村上さんでやってみるか」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける490の質問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi Original)
- 作者: 村上春樹,安西水丸
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2006/11
- メディア: ムック
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カラマーゾフの兄弟が読みたくなる。
- 作者: 佐藤多佳子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: 単行本
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だってなかなか返却されないんだもん。
内容は、陸上部で青春を満喫するはなし。多少、(己が)死にたくなるシーンあり。
本屋大賞取っただけあって、フツーに面白い。いかにもドラマ化し易そうな、いかにも万人向けしそうな話。
ストーリーは予想を裏切らない基本的なものだけど、最後の終わり方はちょっと予想外で良い。予想できなくもないが。個人的には、本の帯に書いてある「すべてはこのラストのために」という言葉に少し違和感を感じた。
この終わり方は某スポーツ漫画と似ている。その某(傑作)漫画の作者はSWITCHのインタビューで「キャラクターに思い入れがある以上、これ以上の試合は書けない」とあった。
この作者もそんな気持ちからこの締め方にした、のかも。