平成風俗(初回限定盤)

平成風俗(初回限定盤)

買ってきた。
年配の斎藤ネコはバケモノか!と。のっけ、一曲目のギャンブルに背後から撃たれた。ストリングスの使い方が上手すぎる。原曲は何回も聞いた筈なのに、サビ近くでのバイオリンが入ってくるトコロから鳥肌が立つ。終わりが近づくにつれ声が擦れてくるのがもう格好良すぎ。
次点は「さくらん」の予告編でも流れてた夢のあとかな。原曲よりも好みだなー。逆に、パパイアマンゴーは、シングルのc/w向けなような・・・。余り好みじゃない。
全体的に、数曲(ハツコイ娼女とか浴室とか花魁とかは打ち込みが目立つ)を除いてクラシック若しくはビッグバンドジャズ風味の、贅沢で金掛かってそうな曲が占めてる。シングル版の茎みたいな。この世の限りのシングル聞いて手を引いたなら、損してるかも。斎藤ネコの編曲は曲によって好みだったり其程でも無かったり。
どんな聞き方してもロックには聞こえないから、無罪や勝訴や教育や大人のロック!なアルバムを期待したなら×な内容。どちらかというとカルキ寄りな本作。カルキ好きなんで、新品で買ったが全然不満無し。ギャンブルがもう良くて良くて。
今日発売の、capsule大沢伸一の新譜も欲しかったけど、案外コレが最良の選択だったりして。