iida calling ver.3が19日に開始された。
今回はクチロロが音楽担当とのことでチェックしていたのだけれども、良い企画だ。
クチロロを置いといても面白い企画だったので、かつ詳しく紹介してる記事を見かけなかったので書いてみようと思う。
ついでに、過去企画についても軽くまとめる。


まず初代について。超絶に重いサイトなので注意。
Original Product Archives|au
あなたが歌う言葉をテイ・トウワ氏のトラックにのせて着うたにしてみよう、という企画でした。
特定の番号へ電話して声を録音する方式。
トラックはオシャレなハウス。
自分の声が入ったオリジナル曲を作成──「iida Calling」キャンペーン - ITmedia Mobile
au design project改めiidaの立ち上げと同時期にアナウンスされたが、予定と違った場所で話題に。
auケータイ「iida」の公式サイトがひどすぎる【働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww】


次、二代目。
Original Product Archives|au
あなたの創る歌詞を中田ヤスタカ氏のトラックにのせて着うたにしてみよう、という企画でした。
ケータイサイトから歌詞を打ち込むとボーカロイド的なモノが歌ってくれたのをダウンロード出来る、という方式。
トラックは前回に比べるとダンサブルになった、かな。
開くと初めに流れるパートのみ、ボーカルにこしじまとしこが用いられていると思う。
中田ヤスタカ氏の楽曲に“あなたの言葉”を――「iida calling 2」開始 - ITmedia Mobile


そして、新作ですよ。
Original Product Archives|au
KDDIが「iida calling ver.3.0」をスタート 新コンテンツ「iida broadcast」も登場 - ITmedia Mobile
とりあえず「つなげて再生」を押してみてください。
企画的な新しい事は、ケータイ用とPC用のHP両方から歌が作れるようになり、すぐアップされます。
作ってみるだけというのも気軽に出来るようになり、使って遊ぶ敷居が一気に低くなった。
また、トップページにどーんとtwitterに大部分を割いているのも流行りが分かっている感じでいいな。

音楽的に新しくなったのは、使えるトラックが増えたこと。3パターン×3メロディにスペシャルが一つあって10種類に。
これによって何が変わるかというと、PCでこの音楽を流しておく時に感触が違ってくる。
トップページに載ってるカラフルな数字付きアイコンが種類を示しており、1-3,4-6,7-9,☆の四つにメロディが異なる。
この中で1-3,4-6が二種類のAメロ、7-9がサビ、☆がCメロとなっており通して聞くと流れのある曲に聞こえる!というシステム。
「つなげて再生」がセミ自動制作の曲ってのが新しくて面白い。


あと考えたことといえば、何故クチロロにオーダーしたのだろう?
テイ・トウワ氏はadp時代からinfobarの曲を手がけていて縁があった、ってのはわかる。
中田ヤスタカ氏は当時(今でも)最もノッてるプロデューサーで知名度と客層が被さっている感じは人選が素晴らしいと思った。
しかしクチロロに関しては、いとうせいこうが加入したとしても知名度は中田氏と比べると全然。トラックのキャッチーさも前任者たちと比べて優っているとはあまり思えず。
ちょうど自分がクチロロのファンになったのに合わせてこの企画が始まったのは楽しい。auは先見の明があるな、とも。
ただこういうのよりももっと先見の明をフル稼働させてやることがあるだろ、と。
機種ラインナップとか、機種性能とか、機種デザインとか。そもそもケータイ事業全体を。